ロゴマークや名前などのモチーフを表現するためには、型となるものが必要となります。製作の技術によっていろいろと呼び名が変わってきますが、基本的な考え方は一緒です。
衣都の工房でのデザインの定義は、さまざまな商品に対して、会社やお店・グループ・チームのロゴマークや名前・キャッチコピーなどを、織り・プリント・刺繍などの技術を使って表現する範囲をいいます。
技術
| 呼び名 |
ジャカード織物 |
紋紙(もんがみ)、意匠(いしょう)、紋紙意匠(もんがみいしょう) |
シルクスクリーン印刷 |
型(かた)、版(はん) |
捺染プリント |
型(かた)、型紙(かたがみ) |
ジャカード刺繍 |
パンチカード、パンチ |
ジャカードニット |
パンチカード、パンチ |
インクジェットプリント |
画像処理(がぞうしょり)、色校正(いろこうせい) |
織物、刺繍、ニット、インクジェットプリントに掛かる型の費用については一式での扱いになります。
金額につきましては、数千円から数万円といった範囲で、それぞれの条件応じて大きく異なってまいります。
型の保管については、デジタルデータ化して管理するケースが多く、その場合はとくに保管期限をもうけておりません。
シルクスクリーン印刷や捺染プリントの場合は、1色につき1版(型)を製作する必要があるため、色数×版代が基本的な考え方です。
但し、複雑な柄や色構成などに於いては技術的な版をさらに追加して製作する場合もございます。
金額は1版につき、5,000円程度のものから2〜30,000円程度になります。
こちらの場合、版(型)という物理的なものですので、磨耗の程度や経年劣化によって再利用できなかったり、1年以上経過すると保管が出来なかったりするケースがございます。くわしくはお問合せください。